金融庁は欧州連合（ＥＵ）が域内企業に強制適用している国際会計基準を2015年から導入する方向です。世界の会計基準にはＥＵの国際基準、米国基準、日本基準の三つがありますが、米国が昨年、国際基準採用の方針を表明したことで統一の流れが決定的になりました。
世界は「百年に一度」と言われる不況の中にありますが、国際会計基準、内部統制、企業法務、ファイナンスがこれからの企業経営に欠かせないテーマになったといえます。
社団法人 国際経済政策調査会はこうしたテーマに取り組むため、今年度から「国際会計基準導入に向けた研究会」を行っています。次回は9月17日（木）14時〜16時、東京都千代田区平河町の海運ビルで予定しています。
講師は青山学院大学大学院会計プロフェッション研究科の橋本尚教授です。橋本氏は金融庁企業会計審議会臨時委員・同内部統制部会作業部会座長、公認会計士試験委員（財務会計論）、国際会計研究学会理事、日本監査研究学会理事、日本経済学会連合監事に就任されるなど各方面でご活躍中です。 |
