社団法人 国際経済政策調査会
第1回『国際会計基準導入に向けた研究会』開催

社団法人 国際経済政策調査会では、2009年4月より「国際会計基準導入に向けた研究会」を設置し、企業内の財務経理担当者などが対応すべきと考えられる国際会計に関わる問題を取り扱っていきます。また本研究会では、「国際会計」のみならず、「内部統制」・「企業法務」・「ファイナンス」なども適宜取り扱う予定となっています。
第1回目の研究会では、2人の専門家をお呼びして、第1部、第2部に分けて開催いたします。

 

日 程:2009年5月8日(金)13:00〜15:50 (こちらは終了いたしました。)

場 所:海運クラブ 3階 303号〜304号室
     千代田区平河町2−6−4 海運ビル  (TEL:03-3264-1825)

申し込み方法:
当調査会の会員以外の方で参加を希望される場合は4月30日(木)までに、Fax: 03-3592-0005にてご連絡ください。
特別参加費として、お一人につき20,000円を申し受けます。事前にお振込願いますので、詳細は事務局までお問い合わせください。
電話受付
 AM 10:00 〜 PM 5:00 月〜金 (祝日を除く) (03) 3593-0005


<第1部>

講 師:吉田 健太郎氏(新日本監査法人 公認会計士)
時 間:13:00〜14:20
演 題:「IFRS(国際財務報告基準)への対応に向けて」

新日本監査法人の公認会計士 吉田健太郎先生に御講演いただきます。吉田先生は、1992年に慶応義塾大学経済学部を卒業され、太田昭和監査法人(現 新日本監査法人)に入所されました。監査法人では事業会社の会計監査業務や会計基準等のリサーチ業務等に従事されたのち、平成18年7月より(財)財務会計基準機構に出向され、企業会計基準委員会(ASBJ)にて専門研究員として活動されております。
本年2月、企業会計審議会から「我が国における国際会計基準の取扱いについて(中間報告)(案)」が公表され、新聞や雑誌の記事等でも、IFRSの特集が頻繁に組まれています。
本講演では、IFRSとはどんな基準で、どのような特徴があるのか、仮にわが国に導入された場合にはどのような影響が出るのか等の点について、参加者の皆様の理解に資するように、出来る限り平易にお話しいただきます。


<第2部>

講 師:八田 進二氏(青山学院大学大学院会計プロフェッション研究科教授)
時 間:14:30〜15:50
演 題:「企業会計の新たな方向性−その課題と展望−」

第2部は、青山学院大学大学院会計プロフェッション研究科教授 八田進二先生に御講演いただきます。八田先生は、1973年に慶應義塾大学経済学部を卒業され、1982年に同大学大学院商学研究科博士課程を修了されました。現在は、現職の他、日本監査研究学会会長、日本内部統制研究学会常務理事、金融庁企業会計審議会委員・内部統制部会部会長、(独)経済産業研究所監事、エーザイ且謦役(監査委員会委員長)、鞄本政策投資銀行監査役等として多方面で活躍されております。また八田先生は、資本・証券市場におけるディスクロージャ―制度の更なる信頼性の向上に向けて、会計、監査およびコーポレート・ガバナンス三位一体の継続的な改革が不可欠であることを主張されてきており、そのための課題について種々提言されておられます。
今回の研究会では、こうした視点に立って、企業会計をめぐる国際対応と、そのための課題についてお話しいただきます。

 

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